今日で一年の半分が過ぎる。夏越大祓@ご近所の吉田神社。午後4時からの祭礼の時間には事情があって家を空けられないので、早めにうかがい茅の輪をくぐる。水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなりという古歌を唱えながら、左、右、左と八の字を書くようにくぐり、そして本殿へ進みお参り。
茅輪神事の由来は、素盞鳴尊(スサノオノミコト)が旅の途中で、蘇民将来(ソミンショウライ)巨旦将来(コタンショウライ)という兄弟のところで宿を求められ、弟の巨旦将来は、豊かな生活をしていたのにそれを断り、兄の蘇民将来は貧しい暮らしながら、素盞鳴尊をお泊めし厚いもてなしをした。その後何年かたって素盞鳴尊は再び蘇民将来の家を訪れて、「もし疫病が流行したら、茅の輪を作り、それを腰に下げ免れよ」と教えたことによる、というものらしい(祇園祭の粽もこの由来)。なお、このお話しには色んなバリエーションがあるようです。