力士を追いかけて(2022.11.17 Thu.)

新幹線でぴゅっと博多へ。大相撲十一月場所五日目へ。私は国技館で数回の観戦経験がありますが、やぎは初めて。ホテルに荷物を預けてさっそく会場に向かい、幕下から観戦する。席は正面二人枡、西側のエッジ。カメラを構えるのに、お隣にお人がいない方が良いだろうと選択した。さくさくと取り組みが進む。このアップテンポも相撲の好きなところ。それにしてもやはりライブはいいねぇ。楽しい!しかしその楽しさに水をさす場内アナウンス。やれマスクは鼻までかけろだの、やれお酒は持ち込めないだの、やれ売店で買う場合も一人一本までだの、うるさいっと思わず立ち上がりそうになる。それも空席が目立つ一因なのではないのかしら、と思ってしまう。相撲やスポーツ観戦は、日常の憂さを晴らす、という気分も大いにあるだろう。それに水をさす過剰なアナウンスは今すぐやめるべき!どんどんっ!!今回のことだけでなく、ニッポンはあちこちで注意喚起のアナウンスが過剰だ。音の公害と言えるほど。それにあんなに頻繁にアナウンスをしたらかえって逆効果なのでは。おっと、ついつい話が横にそれました(苦笑)とにもかくにも取組はとても面白く大いに満足。その上本日の正面解説は御大(我が家では北の富士さんのことをこうお呼びしている)。ミーハー気分丸出しでお写真を撮りに行く。目があったので会釈をしたら返してくださった。「取組よりこっちよね」と宣うおばさままでいらっしゃって(大笑)

大相撲がはねた後は福岡在住の友人夫妻とたのしくテーブルを囲む。数年ぶりの再会。リアルに優る愉しさは、ない。