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住友生命いずみホールへ。きっかけは5月に伺った「石田組」。どの組員の演奏も良かったのですが、特にチェロの辻本怜さんに心奪われ、本日のチケット購入と相成った。なぜ“奇跡”なのか、プログラムによると、メンバーの半数は海外に居住。皆、国内外を飛び回り一堂に会することが正に奇跡なのだそう。2016年に12月に東京文化会館で最初のコンサートを開催し、2018年以降年末だけの公演を毎年開催。大阪公演は昨年から。合間のトークで辻本さん曰く最初は「若獅子」という文字も謳われていたそうだ。それがいつの間にか消えて…と笑いを取っていました。プログラムにある通り、彼ら6人の演奏もまた奇跡でした。よかった! とてもよかった!! 舞台に向かって左手2列目の席で、譜面台と演奏者の背中が見える。なるほど、デジタル楽譜（iPad）はああ言うシステムになっているんですね。そして彼らの背中。背筋と肩甲骨が発達していて、演奏中に羽が生えてくるんじゃないかと思ってしまいました（笑）年末によい音楽を聴くことができて、とてもいい一年の締めくくりとなりました。

偶然友人（ヴァイオリンとチェロを弾く）もこのコンサートに。はねてから近くで軽く一献。「ビアボール」（サントリー）を今後頼むことはない。個人的見解です（笑）

【出演】
辻本玲、伊藤悠貴、小林幸太郎、伊東裕、岡本侑也、上野通明

【演奏曲目】
・クレンゲル：賛歌 　
　　辻本、伊藤、小林、伊東、岡本、上野
・グリーグ：組曲「ホルベアの時代から」
　　上野、伊東、岡本、伊藤、小林、辻本
・サン=サーンス：序奏とロンド・カプリチオーソ
　　岡本、伊藤、上野、伊東、辻本、小林
・R.ワグナー：歌劇ローエングリンから エルザの大聖堂への行進　
　　伊藤、岡本、上野、辻本
・ボロディン：中央アジアの草原にて
　　小林、上野、辻本、岡本、伊東、伊藤
・チャイコフスキー：バレエ組曲「くるみ割り人形」
　第1曲　小序曲：伊東、辻本、小林、上野、伊藤、岡本
　第2曲　行進曲：伊東、辻本、小林、上野、伊藤、岡本
　第3曲　金平糖の精の踊り：辻本、小林、上野、伊藤、岡本、伊東
　第4曲　ロシアの踊り（トレパック）：小林、上野、伊藤、岡本、伊東、辻本
　第5曲　アラビアの踊り：上野、伊藤、岡本、伊東、辻本、小林
　第6曲　中国の踊り：伊藤、岡本、伊東、辻本、小林、上野
　第7曲　葦笛の踊り：岡本、伊東、辻本、小林、上野、伊藤
　第8曲　花のワルツ：伊東、辻本、小林、上野、伊藤、岡本
　
♪アンコール

・ポッパー：ハンガリー狂詩曲
・ピアソラ：現実との3分間

・編曲：小林幸太郎