古漬け meets パスタ(2023.02.24 Fri.)

先日京漬物髙新さんでいただいた白菜の古糠漬け(5ヶ月もの)を豚肉と炒めた。美味!キノコを入れたらさらに美味しい。閃いた!! これはパスタにしてもよいのでは。しばらく品切れ状態だったパスタも届いたところで、さっそく本日のランチに。オリーブオイルにみじん切りのニンニク、香りが出たら鷹の爪も入れてキノコ(ブナシメジ)を炒める、そこへ細かく切った豚肉を入れて胡椒をふり、火が通ったら同じく細かく切った白菜の古漬けを入れ、他の具材と馴染ませる。茹でたパスタと茹で汁も少し入れてよく合わせ、最後におろしたてのパルミジャーノをトッピング。

う〜ん、なんと美味しいのでしょう(涙)

ところで、こちらに越してきたころに糠漬けを「どぼ漬け」と称することを知った。元々は「どぶ漬け」らしい。どうやらこの「どぶ」は酒粕あるいは「どぶろく」を指した言葉で、「糠漬け」と「どぶ漬け」は元は違うものだったようです。ということは今で言うところの「奈良漬け」が元来の「どぶ漬け」なのか!? しかしこれ以上のことはわからず。それにしてもこちらは響きが面白い単語が多い。なお、どぼ漬けを手元の辞書(大辞林)を引くと“糠味噌(ぬかみそ)漬け。特に,酒糟(さけかす)や酒を混ぜこんだ汁気の多いもの。”とありますが、私たちが称するところの「糠漬け」とまったく同じものを「どぼ漬け」(=どぶ漬け)とお店の方もおっしゃっていましたので、辞書は正しくない(笑)