レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を暮らした地、アンボワーズ Amboiseへ。列車で40分程度（行きはバス）。鉄道の駅からロワール川を渡りアンボワーズ城 CHÂTEAU ROYAL D’AMBOISEを目指す。恐ろしい歴史を持った城を見学した後、お昼を取ってから、レオナルドがフランソワ一世から与えられ、1516年から没する1519年5月まで過ごしたクロ・リュセ城 Château du Clos Lucéへ。現在は博物館になっている。レオナルド、あなたって本当に大天才!!と思わずあらためて唸ってしまった。

アンボワーズ城の城壁内にある聖ユベール礼拝堂 Chapelle Saint-Hubertにはレオナルドのお墓があるので、ぜひ詣でたいと思って出かけたが、工事中で残念ながら入れませんでした。仕方なく、礼拝堂に向かって手をあわせる。ところで、あちこち目玉が修復中や工事中。これは来年のパリオリンピックに照準を合わせてなのか!?　

お昼は持参したガイドブックに載っていた唯一のお店、Le Lion d’Orへ。お城の入り口に向かう周辺は観光客で賑わっていたけれど、このお店は逆方向にあって静かな佇まい。お城へ行く途中で予約をした。通されたダイニングは居心地がよく、接客してくださったマダムも品が良くそれでいて親やすい雰囲気の方。お勧めのワインをお聞きしたらいくつかピックアップしてくださった。その中から一本を選ぶとしたら、とさらにお尋ねして選んだワイン。このヴィンテージは最後の一本だったそう。とても美味しい白で、お料理にもよく合いました。このお店の川魚お料理はとてもよかった。フォルマージュ、デセールも美味。

アンボワーズ、足を伸ばして大正解!

・訪れた場所：
アンボワーズ城 CHÂTEAU ROYAL D’AMBOISE
クロ・リュセ城 Château du Clos Lucé

ル・リオン・ドール Le Lion d’Or