何かの記事で上野耕平さんとThe Rev Saxophone Quartetの存在を知った。それ以来いつかコンサートに足を運びたいと熱望。ついに叶う。会場は神戸朝日ホール。神戸の友人にも声をかけ、三人で乗り込む。彼らの演奏はもちろんのこと“The Rev produce企画”として彼らがレッスンを行った高校三年生の松原徹郎くんが加わってのquintetto演奏もとても素晴らしかった(彼がソロではなく合奏を選択したとのこと)。東京公演では平山蓮さんという高校一年生の女性が演奏したそうだ。Home Podで聴いていても、こんなに様々な音色が出るの!? なんと表情豊かなのだろう! と感心していたけれど、ライブではさらに。おかげさまでクリスマスイヴがとても豊かになりました。
ちょっと意外だったのは上野耕平さんのキャラ。勝手に無口なハニカミ屋さんかと思っていました(笑)そうそう、松原くんのことを「大阪の」と連呼していましたが、プロフィールには京都府とあるぞ。現在洛南高校在籍中だそうです。恐るべし高校三年生。マラソンもすごいらしい。
東京藝大時代の先生に曲を作ってもらう、というのも何とも素敵。譜面を渡されたのが1週間ほど前でも(旭井翔一さんが寄稿で告白していらっしゃいました・笑)見事に演奏してしまう四人は、すごいね。また聴きに行こう。
The Rev Saxophone Quartet 10th Anniversary Concert -To The Future-
【出演】
上野耕平(S.Sax)宮越悠貴(A.Sax)都築惇(T.Sax)田中奏一朗(B.Sax)
【演奏曲目】
・日替わりクリスマス・ソング
・フランク・チャーチル:いつか王子様が(編曲:和仁将平)
・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(編曲:旭井翔一)
・ドビュッシー:ベルガマスク組曲(編曲:旭井翔一)
第1曲 前奏曲 / 第2曲 メヌエット / 第3曲 月の光 / 第4曲 パスピエ
・リムスキー=コルサコフ:シェエラザード第3楽章《若い王子と王女》(編曲:秦麻美子)
ー休憩ー
・Carter Pann:The Mechanics for Saxphone Quartet
・旭井翔一: サクソフォン四重奏曲
*The Rev Saxophone Quartet委嘱作品
*プロデュース企画
出演:松原徹郎
共演曲目 :シェエラザード第3楽章《若い王子と王女》