先日出先で偶然チラシを目にし、申し込んだシンポジウム(公益財団法人 全日本科学技術協会主催)。愛用している巻筆の藤野雲平氏のお名前もあり、背中をどんと押され。以下チラシより抜粋。会場は北山の稲盛記念会館。
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第11回 地域科学技術振興研究会
持続可能な和紙文化の振興に向けたシンポジウムin京都
「和紙を知り・和紙と生きる」-和紙文化の発展に向けて和紙事業の三方よしを考え –
Session1 講演/講師 (敬称略)
大林賢太郎 京都芸術大学 教授 歴史遺産学科・大学院芸術研究科 芸術専攻
横内 裕人 京都府立大学 教授 文学部歴史学科・史学専攻
林 伸次 黒谷和紙協同組合 理事長 手漉き和紙職人・京都伝統工芸大学校特任教授
Session2 演習/講師 (敬称略)
筆師 十五世 藤野雲平 攀桂堂当主 正倉院宝物特別調査・調査員
平野 正夫 元淡海水墨研究会主宰 元京都府特別技術指導員
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申し込んだ時点でSession2の演習はいっぱいだったので、Session1及び、Session2の藤野雲平さんのお話のところまで。専門家の方々のお話は大いに興味深かった。黒谷和紙協同組合の林伸次さんのお話は、手漉き和紙の当事者ならではの視点に立った問題定義もあり、一消費者として手漉き和紙が継続されるために何ができるのか、と考えるきっかけになった。まずは黒谷和紙の綾部にも足を運ぶ機会を作ろう。