NeiveからTorinoへ (2024.07.21 Sun.)

“ネイヴェはロマーノ・レヴィ、縁の地”

今日はAlbaまでタクシーを使い、そこから列車に乗る算段。昨日ベネデッタさんがドライバーに電話をかけ金額を確認して予約をしてくださった。最初は€30の提示。Va bene? (30なら良いかな)OKと答えたところで、ちょっと待って€40だって、どうする? とベネデッタさん。一瞬交渉をするべきかとも思ったけれど、5年ぶりのリハビリの旅。言い値で承諾。最後の朝ごはんをゆっくりいただいて(このお宿の朝ごはんは最高です)ゆるゆるとパッキングをして、市税を払いに降りていく。今朝、ドライバーに確認の連絡もしてくださったよう。細かな配慮をしてくださる素敵なオーナー。またいつか再訪したい。宿は広場の真ん中にあって、斜め前にはハム類からお惣菜、お菓子まで揃うお店があり、ちょっと右手に歩くと美味しいジェラート屋さんもある。規模の割にリストランテも多く、飲む場所にも事欠かない。今度はいつものように秋がいい。今回このようなミッドサマーに旅することになったのには深い訳がある。それは追って(笑)

アルバの駅前が工事中で進入できないからと一つ先の駅 Mussottoまで。切符は車内で買えるようになっていた。カード利用可。停車する駅のアナウンスもあり(伊語および英語)、列車もきれい。昔とは違うのだ。無事にPorta Susa着。メトロに乗り換えPorta Nuovaへ。駅近のホテル。チェックインには早かったので、荷物を預けて、フロントスタッフお勧めのパスタ屋さんでランチを取ることにする。この女性、9月に京都に来るそうです。2度目の日本。初回は東京周辺だけだったとか。「non vedo l’ora!」とたいへん楽しみにしている様子。さてランチ。大賑わい。無事にテーブルにつけてよかった。TAJARIN AGLIO, OLIO E PEPERONCINO CON TARTARE DI GAMBERI E ZEST DI LIME、これが絶品!! CALAMARATA IN “PESCHERIA”もなかなか。量が結構多かったのにも関わらず、ペロリと完食。インサラータとグラスワインもいただいて、大満足。このお店に辿り着いたのは「奇跡の物語」でした。これも追って(笑)

戻ってチエックイン。ちょっと奮発した甲斐があり、お部屋も快適。屋上テラスからは山々も望むことができる。Torinoは落ち着いた都会。来るまではそれほど胸が高鳴らないけれど、来て街を歩くといい街だなぁとしみじみ思う。不思議な街です。