三連休中日、遠方より同門の友来たる。表千家北山会館で待ち合わせ、開館30周年記念特別展「わびと数寄―受け継がれる利休の心―」前期を見る。特別展、さすがに見応えあり。閉館が午後4時半(入館は午後4時まで)というのを迂闊にも失念しており、時間が少し足りなかった。後期はもっと早くから出かけなければ! 夕食の予約時間まで時間があるので、もうひとつ展覧会へ。京都文化博物館で11月10日まで開催中の「生誕140年記念 石崎光瑤」へ。こちらは18時まで開館(毎週金曜日は19時30分まで延長、入館はそれぞれ30分前まで)。「石崎光瑤」がどんな画家なのかも知らずに出かけましたが、とてもよかった。ヒマラヤや剣岳登頂など近代登山家としても名を残していらっしゃる方だそうだ。ご本人が撮った写真もたいへん興味深く、“立山・白山をはじめとした北陸の山々、インド行で巡ったヒマラヤで描き残した”という写生帖もよかった!「石崎光瑤」という画家の名前が私の胸にしっかりと刻まれる日となりました。
名器、名画などで心を潤した後は、トスカーナ料理店でやぎも合流して夕食。良いものを見た後はさらににワインもお料理も、うまし。