ロングランが続いた夏のせいか、庭の草花も迷い惑っているようだ。ヤマホトトギスは一部「いもちゃん」(ルリタテハの幼虫)の食堂となってしまったこともあり、花が少ないと思っていましたが、ここに来て盛り返し、元々植えた北側と移植した南側でずいぶんと目を楽しませてくれている。北と南で微妙に色味が違うのもいい。毎年小鳥ちゃんに啄まれてしまうコムラサキシキブは今年も例外ではなく。一つ残らず食べられてしまう(涙)7月に旅に出るときは幾つも実がなっていた柿は、戻ってきたらイラガの攻撃を受けていて、ひとつも見当たらず。これまた涙。キンモクセイは10月中頃からふわっと香り出した。樹木は夏に暑さに加え雨が少なかったことが影響したのか、枯れてしまったものも。北側の柘植が気がついたら枯れていて驚いた。ミカエリソウは「オンブバッタ」に随分と気に入られてしまい、葉がぼろぼろに。花は咲いたものの、見るも無惨な姿になってしまった。来年は何か抜本的な対策を取らなくては。ヒノミサキギクは自らの意思で最初に植えられたところから匍匐前進を繰り返している。ひょひょろと伸びて地を這うような姿は少々しどけない。こちらも対策を考えなくては。
ヤマホトトギスとミズヒキを少し庭からいただいた。お花はいい。ちょっとあるだけで、心が和む。