近江商人の心得に「三方良し」というのがあります。つまり「売り手良し、買い手良し、世間良し」と言う事なんですが、これを「職人良し、買い手良し、世間良し」と言い換えている、京都の老舗呉服屋さん(だったと思う)の話しを聞いたことがあります。戦時中で仕事が取れない時でも、自分達で小ぶりの仕事を提供し、職人さん達の腕が鈍らないように努力していたそうです。職人さんあっての商いということです。素敵ですね(笑)。ソフトウェアも、その技術が次世代へ受け継がれてこそ資産となります。ですから、そうした仕組みをしっかり用意していない企業はダメなんでしょうね。
まあ、何事もスタートしなければ継続はあり得ないわけですが…
人との接点で活躍出来る優秀なソフトウェア技術者がもっともっと必要だと思います。