鳴門の渦潮を一目見ようと突端にある道の駅うずしおへ。本日の満潮は午前8時。しかも大潮。大潮の場合は前後2時間程度ぐるぐる巻くらしい。朝食を済ませ仕度ができ次第出発と相成った。突端から巻いていると思われる場所を見るも、なんとなく巻いているのか、というくらいにしか見えなかったけれど、思いがけなく鳴門大橋を見上げる場所へ入ることができた。ちょうど係の人が鍵を開けていた時間(午前9時)に遭遇。橋をくぐって先へ歩いて行くと絶景。今回は行きませんでしたが渦の道という場所へ行くと約45mの高さからガラス越しに渦潮のぞく事ができるそうだ。
その後、徳島駅まで友人たちに送ってもらう。徳島駅から京都駅までのバス、一番早い便が午後3時15分。席を予約し、時間まで徳島を観光することに。幸い駅の近くに徳島中央公園が広がりその中に徳島城博物館が。面白く展示を見て、庭園をのんびり散策する。旧徳島城表御殿庭園は旧徳島藩主蜂須賀公の居間や表書院の庭として造られた桃山様式の庭で、上田宗箇作庭と伝わっているそうだ。「阿波の青石」といわれる緑色片岩が多用された庭園を歩いていると、岩で構成された海岸線を歩いているような気持ちになる。岩に砕ける波の音まで聞こえて来るようだ。
博物館内では表千家徳島県支部によるお呈茶があり、なんと200円!和三盆も美味しゅうございました。
駅隣りのホテル内にある和食のお店でのんびりお昼をいただいて、徳島市を後に。バスは予定通り3時間ほどで京都駅着。思いがけなく徳島へも足をのばすことができ、一泊なのに何泊かしたような充実感。とても楽しい小旅行となる!