着物好きが集まるインターネットコミュニティ「KIMONO真楽」。その関西支部新年会と称して大阪の街中にあるワイナリーへ。こちらのワインとの出会いは昨年、八百一本館にある「前田豊三郎商店」さんのカウンター。大阪の街中と聞いて驚いてワインを飲んだら美味しくてまたおどろいた。醸造所の上にはワイン食堂もあると知り、訪問を虎視眈々と狙っていたで、新年会にかこつけてこちらへ伺うことに。もちろん幹事はこのワタクシ(笑)
食堂のオープン時間に合わせて午後1時に集合。最初そうとは気付かず通り過ぎてしまう。だって普通のビルの一階にあるんですよ、醸造所が。まずその醸造所の見学(基本的に試飲セットや食堂で食事をした人が対象)。どこでもワインって作れるんだなぁと感心する。除梗破砕機は通常フランス製などの輸入物を使うけれど、こちらのものは特注制作された国内製。メンテナンスのことなど考えてこうなったそうだ。日本には専門メーカーはないから輸入機器を使わざるを得ないと思っておりましたが、なるほど、こういう手がありましたか!
2階に移動して食事会スタート。ワイン食堂店内から醸造タンクが見下ろせるようになっている。オンリストされたワインは数あれど、今日はフジマル醸造所さんのワインと決めている。まずはこちらでしか飲めない「生樽ワイン」瓶詰めされずに樽から直接注がれたもの。なるほどだから「生樽」なんだね。で本日いただいたのは「仕込んだばかりの生樽デラウェア」。うんうん、フレッシュで美味!今日みたいにわいわいんやるときにぴったりのテイストです。
次に「サンセミヨン 2013」をボトルで飲んだ後、「マスカット・ベーリーAの生樽ワイン」を。ボトル詰めで売られているワインはすべて白なので、初めて飲む赤。個人的な感想は今のところフジマルさんは白のワイナリーだと思う。他のメンバーも同意見だったようで、再び生樽白に戻り、その後「キュベパピーユDSL(デラウェア・シュール・リー)2013」を。そして最後だけ他所のワイナリー、ファンキーシャトーのロゼ「Gri Gri」を飲んで〆。
総勢7名の内一人は下戸。なので6名(男性1/女性5)で、生樽白500ml×4、生樽赤500ml×2、ボトル750ml×3、を記憶に間違いなければ、飲んだことに。ということは一人一本以上? 白ワインはどれもやさしくて、いつでも一緒にいられる友だちのよう。飲みづかれしないワインたち。
前菜盛合せ、イイダコの煮込み、ツブガイとキノコのアヒージョ、鹿肉のパテ、飛鳥ワインのデラウェアを使った自家製ソーセージのシュークルートなどお料理もどれも美味しくてとても愉快な新年会となる。
ワイン食堂@フジマル醸造所さんにはまたぜひ伺いたい!