ホウノキの花 (2014.05.19 Mon.)


庭師のY青年が今年もホウノキの花を抱えてやって来た。管理を任されている山の朴の木。葉っぱはよく朴葉焼きでお目にかかる。でもその木の花を始めてみたのは京都へ越してきて、Y青年と出会ってから。見事な葉っぱの木にはみごとな花。芳香をはなち存在感大。

ホウノキ(朴の木)はモクレン科の落葉高木。別名ホオガシワ(朴柏)。この別名が元々の名だそうだ。カシワは、食物を盛る大型の葉、炊葉(かしきは)が語源だとか。こちらのサイトを参照させていただきました。

夜になると花が閉じ、昼間になるとまた開き、あるときぱかっと開いて花びらが落ちる。その後はまだきれいな葉っぱを「器」すなわち「炊葉(かしきは)」として使わせていただく。フェスタのときなど雰囲気が出てすてき。濡らした新聞紙に包んでポリ袋へ入れ、冷蔵庫の野菜庫で保存すると長い間青々としている。

そうだ!葉っぱが元気な内にフェスタをしよう(笑)