お家バール (2014.05.25 Sun.)

日が延びて明るく眺めもいいので縁側でご飯を食べることが多い。少し早めにアペリティーヴォをしながら、そのままご飯に突入パターン。あるもので簡単おつまみを作ったり、何もないときはご近所のフレンチお総菜屋さんへ、走る。今日のアンティパストは、そちらで買ったラタトゥイユとテリーヌ(豚の耳や頭や足入り)、買い置きのズッキーニ、グリリアとお揚げピッツァ、そしてカプレーゼというラインナップ。

ズッキーニは切り方で味わいも変わる。ここのところ縦に切るのがお気に入り。こんがり焼き色をつけてピーラーで薄く削ったパルミジャーノを乗せてオリーブオイルとコショウをふる。お揚げピッツァは昔何かの雑誌で見たものを(どこかのお店の一品料理だったと思う)自分流に作っている。まずグリルで油揚げを両面焼く。片面にパルミジャーノと適当な具をのせて適宜焼く。これだけのことだけれど、本当に美味しくてよく作る。ビール、日本酒、ワイン。どのお酒にもよく合うのだ。上にのせるものは、良いパルミジャーノは基本として(わが家はいつもPIATTIさんで購入)、アンチョビやシラス、トマトやキノコ、なんでもござれ。いろいろ試してみるのも楽しい。先日試した蕨もよかった。

モッツァレッラはイタリアから空輸で飛んでくるものはお高いし新鮮なものを入手しにくいので、基本的には国産のものを使っている。ゆえに水牛ではなく乳牛ですが、作り手を選べば十分美味しい。そして取り寄せではなくお店で継続して買える、という条件を満たし、わが家で使っているのは酪恵舎さんのジューシーなモッツァレッラ。酸味もちゃんとあるトマトを合わせて、塩コショウ、オリーブオイル、レモンの皮のすり下ろしもちょっぴり加えて、庭のバジルとイタリアンパセリをのせて出来上がり。レモンの皮のすり下ろしを加えると、南イタリアの風がさらに感じられる味わいに。

そして美味しい白ワインで今日も楽しく「お家バール」です(^^)