すっかり恒例となった「じゃこ山椒」。今年で三年目です。今回は間違いなく最初に教えてもらった錦のお店で「最上品」を（二軒並んでいて昨年は間違えた・笑）！山椒の実は今年も京都産を。今回は京都駅地下で出会った北山産。生産者さんから直接。いつもの味醂をうっかり切らしてしまいあわてて買いに走る。調味料が変わると味も変わるので少々不安なスタート。

昨年通りの分量ではちょいと甘味が足りなかったので、少しだけ味醂を足す。水分はその分少なくなった。

今年の新たなチャレンジ。炊き上がったおじゃこさんを新聞紙などに広げて水分を取るとまた違った味わいで美味しいよ、と乾物屋のお兄さんに教えてもらったので、半量はその通りに。

そして出来上がりは！？　うんうん、美味しい。さすがに三年目となると安定してくるのか、今まで一番よい出来かも。味醂が変わっても大丈夫だった。ほっ。教えてもらった技ありのドライは、さらりとして洗練された味になった。好き好きだと思うけれど、来年はすべてこのタイプにしてみようか。

それにしても毎年この季節に思うこと。京都の人はどれだけ山椒が好きなんだ！お店に並ぶ（山椒の実の）箱の大きさに三年経ってもどぎもを抜かれています（笑）