ボローニャ三日目 (2012.09.24 Mon.)

20120925-103045.jpg
フェッラーラ Ferraraに足をのばす。行きは各駅停車で約50分、帰りは、一駅しか止まらず20分ほど。この街、自転車の数がすごい。男性も女性もお年寄りも自転車。うっかりしているとママチャリにはねられそう。なぜこんなに自転車が多いの!?そして街並みは美しいけれど煙草の吸い殻とゴミが多い。もったいないなぁ。

お昼は偶然見つけたトラットリア。Tortellini in Brodoが身体に沁み渡る。夜にお友だちお勧めのお店を予約済みなので軽くと思いつつ、結局お腹いっぱいに。それにしても今日は暑い。ボローニャに戻った頃には風も吹き、だいぶ涼しくなっていた。歩き疲れたので広場のバールで水分補給。搾りたてのオレンジジュース。ビタミンを補給して元気になる。

ホテルに戻り一寝入り。寝ても寝ても眠れるぞ(笑)

8時の予約に間に合うようタクシーを呼んでもらい、郊外のお店に。店名にトラットリアとついているけれどリストランテ。思ったよりエレガントなお店で、着物にすれば良かったかな。残念。イタリアでもちょっと下がっている着物熱。一度も着ないまま持ち帰り、なんてことのないように(笑)

caposalaのMaurizioさんはシェフのAlessandroさんと共に二年前に仕事で大阪へ行ったそうだ。阪急デパートの催事によばれ、そのとき京都へも足をのばしたとのこと。そのときの写真がお店に飾ってあり見せていただく。いい感じでスタートし、よしっ、今宵は食べるぞぉと意気込む。まずはクラテッロでサンジョヴェーゼを楽しんで、お次はプリモ。やぎはリゾット、私は森のキノコのタリアテッレをハーフポーションで。サフラン風味のリゾットにはワイルドライスも使われ、モチモチした食感が美味しさをアップ。タリアテッレも美味しい。しかし結局はここまで。う~ん、情けない。でもやぎはドルチェは別腹と、ジェラートマンテカートを。そうしたらこのドルチェ。仕上げはテーブルでマジックを見ているようにあっという間に素敵に仕上がった。お味もすこぶるよし。最後にカッフェをいただいて、タクシーをお願いする。そうしたら、Maurizioさん、テーブルで大きな声で「タクシー!」って。お茶目すぎ(笑)

お店は人柄とつくづく思う。良いお店でした。お料理、お店のインテリア、ノスタルジックでちょいと垢抜けないと見ることもできるけれど、かえってそんなところが居心地が良かったりもする。これも旅マジックか。教えてくれた友人に感謝。