天敵に捕獲されることなく順調に成長していたとしても、油断できないのが虫の世界。いつも、固有の寄生昆虫(ハチなど)が虎視眈々と宿主を狙っています。ダニなら宿主を殺すようなこともないでしょうが(多分)寄生バチなどに卵を産み付けられたら生存確率は限りなくゼロです。寄生する虫にさらに寄生する二次請けや三次請のシステムもあるようで(笑)昆虫界のバランスとは実に微妙で繊細なものです。これが壊れてしまうことで(多くは人間のせい)絶滅とか予想外の大発生つながるのでしょう。
・寄生されたオオシマカラスヨトウ幼虫(2015年5月10日)
・卵を産み付けられたサツマノミノダマシ(2015年9月5日)
・卵を産み付けられたヒメエグリバ幼虫(2015年6月12日)
・卵を産み付けられたハスオビエダシャク幼虫(2015年10月9日)
・アオムシコバチに寄生されたアゲハチョウ繭(2014年12月2日)
・セミヤドリガに寄生されたアブラゼミ(2015年8月17日)
・クモタカラダニに寄生されたササグモ(2015年5月23日)
・クモタカラダニに寄生されたシロエビグモ(2014年5月25日)