チェックインを済ませ、昨年のことがあるので帰りの便を確認。それにしてももうちょっと愛想よくできないものか。新しくなったカターニャの空港に無事降り立ちバスでシラクーサへ向かう。オルティージャOrtygiaの宿（立地よしセンスよし）にチェックインし昼食へ。それにしてもびっくり。オルティージャは前に来た時とは大違い。明るく賑やかに生まれ変わっていた！

お昼はOsteria da Marino。アンティパストは盛り合わせが勝手に出てきて、その後ドライトマトのパスタ（シラクーサ名物）とorata（クロダイ）の塩焼き。カッフェを頼んだら雷おこし風胡麻のお菓子と生姜の砂糖漬けが出てきた。なかなかうまし。しかしカッフェがプラカップなのはいただけない。その上、あまり美味しくない。お水に塩気があるせい？　帰り際「zenzeroは日本語で何て言う？」「ショウガか。ショウガショウガショウガ」と唱えるお店のおやじさん。愉快なり。夜はOsteria la Gazza Ladra。

Photo:左 Piazza del Duomo 映画「マレーナ」の撮影地／右 Fontana Aretusa パピルスが生い茂っている
I piatti di oggi

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2007年9月24日（月・lunedi)　晴 ときどき 曇り　■バロックに酔いしれる■

メルカート（市場）を流してから、InterBus（往復@€4.40）でノート Noteへ。素晴らしい！ドラマチック！！町全体が舞台のよう。ニコラーチ通りのバルコニーは見事。ロンコ Ronco（袋小路）が数多くある地域もわくわくする。行き合う人々（男性）がCiaoと声をかけてくれるのだけれど、にこっと笑わず表情が変わらないのがちょっと不思議で面白い。

昼食はIL BAROCCOで。接客してくれた男性も、感じが悪いと言うことではないけれどあまり愛想がない。この町の男性の特徴？（笑）アンティパスト・リゾット・パスタ・ハーフ白ワインで€27。夜は知人に教えてもらったエノテカenoteca Solariaへ。ドイツ在住の日本女性、フォトグラファーのイギリス人Macユーザーと遭遇。楽しく盛り上がる。それにしてもいいお店だ。こんなお店が近くに欲しい！

Photo:左 メルカートMercato@Siracusa ／右 サン・ニコロ大聖堂San Nicolo Duomo@Noto
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2007年9月25日（火・martedi) 　くもり のち 雨 のち 雷雨 のち 晴　■レンズ豆の呪い■

目まぐるしくお天気が変わった一日。雨にも負けず考古学博物館Museo Archeologio Regionale PAOLO ORSIを目指す。オルティージャからは少し離れている。途中タクシー乗り場を発見。助かった。博物館を観ている内に雨も上がり、ネアポリス考古学公園Parco Archeologico della Neapolisへ。ギリシャ劇場Teatro Grecoやディオニュシオスの耳Orecchio di Dionisio（カラヴァッジョ命名）を見る。シラクーサの考古学地域は前回も訪れているけれど、何度見ても楽しい。

雨に濡れたせいか少し気分が悪くなったのでいったん宿へ。すると途端にすごい雨。助かった。夕方また雨が上がり気分も回復したのでPorto Grande沿いのバール（以前は角に一軒。今ではお店が軒を並べている！）でアペリティーヴォ。刻一刻と姿を変える空がとてもきれい。

夜はTrattoria La Fogliaで。以前はヴェジタリアンだったようだが今はメニューにお魚もお肉もある。店内は非常に個性的。レンズ豆のスープが風邪気味に効くかと思いきや...　途中でお腹が痛くなりもーたいへんな騒ぎ。レンズ豆の量が多くしかも少々煮込み不足のせいか、それとも「食べても食べてもレンズまめ〜♪」などとふざけていたのでのろわれたか。お料理は美味しくハウスワインもビオでとても美味しかっただけにたいへん残念。逃げるように宿へ（笑）。

明日はRagusaへ。お腹はどうなる！？　＋つづく＋

Photo:左 ギリシャ劇場Teatro Greco／右 ポルトグランデ沿いのバール
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