2007年10月3日(水・mercoledi)晴 ■ベルガモへ■
とにもかくにもBergamoに到着。毎回立ち寄るPaviaを除いて今回最後の町。のんびりできるように少々奮発して予約したBergamo Altaの宿、Hotel San Lorenzoへ。荷物を置いてさっそく町を探索。ミラノから一時間程度で行かれる町でまだ訪れてないという理由だけで選んだベルガモだが、落ち着いていてゆっくり楽しめそう。それにしても英語圏の旅行者が多い。英語を話すサラリーマンらしき人たちも。ベルガモには空港があり、後からわかったことだが、そこへヨーロッパ各地から格安のフライトが飛ぶようになり、今はイギリスでちょっとしたベルガモ旋風が巻き起こっているとのこと。なるほど〜。そういえばビールを飲ませるお店も目に付く。その内の一件、ホテル近くのパブ、Osteria della Birraへ。メニューのお料理の下にそれに合うビールの銘柄が明記されている。ビールはここで造られているものも。Fegottino di speck e Tomino con insalatina e meleとzuppa ai fungi porcini、WEIZENと地ビールをオーダー。お代わりはELAV PILS。お料理もビールもとても美味しいしお店の雰囲気もよし。
Photo:左 飛行機からエトナを見る/右 エノテカ@Fumiucino
2007年10月4日(木・giovedi)くもり のち 晴 ■美術館へ■
お昼は"Donizetti"。ベルガモ風ラヴィオリ、キノコのリゾット、“カラヴァッジョ”という名前の赤ワインにドルチェとカッフェ。どれもこれも美味しくて使い勝手のいいお店です。それにしてもベルガモのパン、美味し過ぎ。いつになく食べています。
夜はエノテカ、VINERIA COZZIで軽く。ベルガモのデザートワイン(赤)と連れ合いオーダーのティラミスが美味。ベルガモのドルチェレベル、かなり高し。途中から入ってきたイギリス人三人組。がたいのいいプロレスラーみたいな二人と元締めみたいな小柄なおじさん。「がはは」とドカドカ入って来ていきなり「リカーはあるか?」だって。大きな声でちょっと場違い。でも面白かった(笑)
Photo:左 コッレオーニ礼拝堂/右 購入した人形"Brighella"
I piatti di oggi
2007年10月5日(金・venerdi)晴 ■サン・ヴィジリオの丘■
お昼にまたもDonizetti。la piadina apertaというピアディーナを折らずに広げたものをオーダー。その名も"Donizetti"これがぴり辛でめちゃくちゃ美味しい!くせになる味です。
夜は着物で外出。町の人が一番と太鼓判を押すリストランテ、Colleoni Dell'Angeloへ。その前にアンナさんたちのお店に寄って記念撮影。本当はバッソにある三つ星を予約していたのだけれど、三つ星は私たちにはあまり合わないことがシチリアで判明し(笑)こちらに変更。どのお料理もシンプルで美味しい。付け合わせに野菜がたくさん使われているのもいい。アンティパストは次の一皿が食べたくなる味。こうでなくちゃ!ワインは地元品種Velcalepioの中では一番高いもの。とは言え€45。雑味がなくたいへん美味しい。しかしソムリエが最初に勧めてくれたのは€25のもの。こう言うところがイタリアはにくい。サービスも丁度いい具合。店内には何気なくブラマンテのフレスコ画。
大満足で就寝。
Photo:左 サン・ヴィジリオの丘へのケーブルカー/右 丘からの風景
I piatti di oggi
2007年10月6日(土・sabato)くもり ■Bergamo Bassaへ■
さてベルガモの最後の夜。お気に入りとなったDonizettiへ(笑)こんなお店こそ日本では絶対にお目にかかれず、とてもイタリアらしいと思う。ベルガモを心から楽しんでこの町最後の眠りにつく。+つづく+
Photo:左 Bergamo Alta /右 Bergamo BassoからAltaを望む
I piatti di oggi