2009年9月26日(土・sabato) 晴 ■ウィーンへ降り立つ■
初オーストリア航空は機内への案内もさくっときびきび、フライトもなかなか快適でしかも一時間近く早く着いた。さらに空港から市内まではCATで16分。@€10と少々値が張るが、早くて便利。30分に1本。Mitte駅からホテルまで歩く。気温20度。ホテルロビーでスパークリングのサービス。気が利いている。スタッフの感じも良く、快適に過ごせそうだ。シャワーを浴び、まだまだ明るい街へ出る。
ウィーンは落ち着いた雰囲気。人も町もどこか素朴さを残していて、歩きやすい。まずは今日から三晩を過ごす街のおおまかな骨格をつかもうとそぞろ歩き。歩いている内にさっそく良さそうなワインバーを見つける。壁にはぎっしりワインボトル。店内でも飲めるし買うだけでもよし。さっそくグラスでオーストリアワインを堪能。リースリングがめちゃくちゃ美味しくよいスタートを切る。
Photo:左 夕暮れのウィーン「国立オペラ座」のシルエット/右 王宮への入り口「ミヒャエル広場」
2009年9月27日(日・domenica)晴 ■ウィーン二日目■
グリンツィングでは適当にホイリゲに入り、グラスで白ワインとアンティパストを。パンの上にチーズスプレッドというオープンサンドのようなもの。う〜ん、不味くはないけれど美味しいとも言い難く(苦笑)でもホイリゲの雰囲気は楽しかった。ベートーヴェンの家を見て(と言っても外から)ウィーンに戻り老舗カフェのひとつ「ラントマン」でカッフェを堪能。
その後アルベルティーナGraphische Sammlung Albertinaへ行き、デューラーの版画の前で興奮していたら日本人男性が「これは複製ですよ」といきなり教えてくださった。ほんとだ「ファクシミリ」と案内板に。赤面。
オペラ座でインターネットで購入したチケットを受け取ろうと思ったら受け渡し場所のBox Officeが見つからず四苦八苦。みな言うことが違うんだもの。イタリアかと思った。ようやく行き着いて事無きを得る。昨日前を通ってその混み具合が気になっていたフレンチカフェへ。ホウレンソウのスープ、オニオングラタンスープ、ツナサラダ、フレンチビールのカフェご飯。初めての温かい食事。五臓六腑に染み入りました!そして美味しかった。
Photo:左 セセッシオン/右 アルベルティーナのカフェ
2009年9月28日(月・lunedi)晴 ■三日目、着物デビュー@オペラ座■
温かいお料理で人心地ついた後はシェーンブルン宮殿へ足を延ばす。ひゃ〜、ここはすごい。でもどこか素朴さが感じられるのはウィーンの町で感じた印象と同じ。庭園内のパークカフェでビールとウィーン風ソーセージ。ソーセージうまし!!ザワークラウトだと思ったものがホースラディッシュだった!隣りの動物園にはサイがいてびっくり。パンダもいるらしい。
夜はメインイベント、オペラ「ドン・カルロ」、さすがに見応えのある舞台だった。初めてのウィーン・オペラ座の雰囲気も堪能し大満足で眠りにつく。明日はミラノ経由でトリノへ。+つづく+
Photo:左 「NENI」での朝ご飯/右 シェーンブルン宮殿