友を訪う(2025.02.28 Fri.)

この春に御歳九十八。”HIRATA AKIO”の帽子が縁で知り合って以来20年以上が経つ。茶の湯も偶然同門で先日大切なお茶盌を譲り受けた。そのお茶盌をとある席で使わせていただいたので、そのお礼とご報告も兼ねて。お喋りに花が咲き、あっという間にお暇の時間。今日もTさんの胸には素敵なアクセサリー。見習うことが大いにある方である。

辞して向かうは神谷町。馴染みのお店へ。神谷町の駅。ここはどこ!? まったく知らない場所になっていた!! 地上に上がってまた驚く。工事中には一度来ているが、完成してからは初めて。開店時間には少し早いので、ちょっと中に入って化粧室をお借りする。化粧室以外は私にはまったく縁がない場所と思われた(笑)このような開発だったら何もニッポンじゃなくてもいいだろう、という思いに正直かられた。駅を出て右に折れたところに小さな八百屋さんがあったのに、その一角も更地に。しかしお店に入れば「いつもの時間」私の知っている「神谷町」だった。早い時間だったので、もう1組のお客様だけ。お陰様で混み合う前にシェフやサービスのHさんともたっぷりお話ができた。お二人のそれぞれの今後にも期待。その前にもう一、二度、伺うようにしよう。

懐かしい人たちとの満ち足りた時間を過ごしてホテルへ。明日はこれまた懐かしい「広尾」で所用あり。