JAL直行便でNew Yorkへ向かう。AAとコードシェア便のためかここのところJALはいつも混んでいる。座席が狭い!と文句を言いながらもマイレージカードを作ってしまったので、意地でもJALな今日この頃なのである。しっかり罠にはまっていると言う訳なのだ。しかし今回はウェブでチケットを申し込み座席を予め指定したので、いくらかまし。残念ながら足を伸ばせる席(キャビンアテンダント席の前)は取れなかったがアッパーデッキの席を取ることが出来た。その甲斐あって5月のサンフランシスコ往復のフライトよりも数倍快適な旅になった。このシステムはお勧めです。それでもやっぱり座席が狭すぎる!! totoを当ててビジネスクラスに乗らなくっちゃ。
ともかく無事にNY・JFK空港に到着。なんとNYは気温22度ですこぶる快適。避暑に来た気分である。タクシーを使いホテルへ。マンハッタンと空港間は一律35ドル。これに橋の通行料、チップを入れて45ドル程度。料金が明確に決まっているし「何かあったらここへ連絡を」と書かれたパンフももらい、ぼられる心配はまったくなし。この日はホテルにチェックイン後食事もせずに寝てしまう。
かねてより訪ねたいと思っていた
The Cloistersへ。ここはマンハッタンの北端にある、メトロポリタン美術館の分館。中世ヨーロッパの建築および美術品を見ることができる。ハドソン川を見下ろす小高い場所にあり、ダウンタウンの喧噪が嘘のような静かな佇まい。少し離れた場所にあるせいか訪れる人も少なく静かにゆっくり楽しむことが出来る。なお、同じ日なら共通バッジで両方入場可能。ただしメトロポリタン美術館はとても広いので本気で見たい場合は別の日がベター。
往きは地下鉄(A train)、帰りはバス(M4)を利用。両方に使える7日間フリーパス($17)を購入。これはとても便利。
2001年7月16日(月)
にわか新庄ファンとなって
METSの試合をSHEA STADIUMへ見に行く。相手はBLUE JAYS。まずホットドックとビール。なんとビールを頼んだらIDを見せろと言う。この年になってそんなことを言われるとは夢にも思っていなかった。当然パスポートの類は持っていない。クレジットカードを見せてなんとかしようと思ったが、ビッグママ(そう呼ばせていただきたい、迫力ありの女性)は「駄目!」の一言。しょうがないから連れに買いに言ってもらう。しかし、本当は十分過ぎるほど大人なのであ〜る、私は(涙) とにかく無事ビールが飲めたからいいけど。
残念ながらこの日、新庄にヒットは出なかったけれど最後にあわやホームランと言うあたりが出て観客を沸かせていた。試合もホームのMETSが勝つ。やはりスポーツは生が一番。それにしてもことスポーツに関しては見るときも娯楽にはならない元体育会系の私。その観戦態度はにわか新庄ファンとはとても思えない(笑) そんな訳で前に座った二組の「食べるわ飲むわいちゃいちゃするわ、終いには途中でかえるわ」は許せませんねぇ。それからアメリカのヒト。ピーナッツを食べるときは殻を袋に捨てよう。どこもかしこもピーナッツの殻の山が出来てました(笑)
2001年7月17日(火)
レジストの為、午前中Macworld Expoが行われる会場Jacob K. Javits Convention Centerへ向かう。予めウェブで申し込みを済ませた入場証を受け取る。明日の為に会場を一通り回って下見。エアマック・ベースステーションがないかきょろきょろする(笑)
午後はAmerican Museum of Natural Historyへ恐竜に会いに。ここは子供も大人も楽しめる。それにしても本当にあんな大きな恐竜が生息していたのだろうか。なぜあれほどまでに大きくなる必要があったのだろうか。ここに来てからジュラシックパークを観たら怖さ倍増だと思った。
2001年7月18日(水)
いよいよExpo初日、Jobsのkeynoteで幕を開ける。朝9時から始まるので早く起きて会場に向かう。一時間半前に着いたがすでに長蛇の列。日本と違って展示会のみのパスではキーノートを聴くことが出来ない。それなのにすごい人である。まだまだアップルは大丈夫だと安堵する(笑) 後方だったが中央の席に座れた。前に座った人はPowerBookでなぜかストリーミングを見ている。OS Xのメジャーアップグレード以外はこれと言った発表がなかった。噂されていたiMacの新型も出なかったし。それでもそれなりに盛り上げるのがJobsである。予定を30分ほどオーバーして終了。続いて会場へ。初日と言うこともありかなりの混雑。特に
Mayaのブースは人気。一日中スペシャルゲストのデモとMaya software demo on Mac OSXを交互に行って常時人だかり。スペシャルゲストのデモは映画やコマーシャルフィルムなどに実際にMayaがどう使われているかと言った内容なのでとても面白い。
後半につづく
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